金融

長期借入の返済方法

住宅ローンや不動産担保ローンのような長期借入金は、通常の消費者金融の少額ローンとは返済方法が異なってきます。通常、長期借入金で利用される返済方法は、「元金均等償還方式」「元利均等償還方式」「アドオン方式」になります。

元金均等償還方式

元金均等償還方式では、当初の借入金を返済回数で割って、毎回の元本返済額を決定しておき、それに利息分を上乗せして毎月の支払い額を決めます。毎回支払いを行う度に元本が減っていき、さらに利息も減っていくことから、この方式は利息の総額が少なくなるというメリットがあります。ただし、元本が多い前半には利息も高くなり、前半の負担が重いというデメリットもあります。

元利均等償却方式

元利均等償還方式とは、元本とそれにかかる利息を合算し、その合算額を毎月、均等に立てやすいというメリットがありますが、利息の支払いに充てられる割合が高いため、元本の返済がなかなか進まず、利息の支払総額が元金均等償還方式よりも大きくなってしまうというデメリットがあります。

アドオン方式

アドオン方式とは、元本の返済によって借入金の残高は少なくなりますが、利息は当初の借金の総額についてかかることになっています。このため、元本は減っても利息は当初の高い利息を支払い続けるということになってしまうため、借り手にとっては不利な方式と言わざるを得ないでしょう。

アドオン方式では、表面的な金利はそれほど高くなかっても、実質的な金利はそれよりも高くなる(5割程度)ことから、注意が必要です。

金融機関で最も多いのが元利均等償還方式です。アドオン方式は、消費者金融といった金利の高いローンに多いようです。