消費者金融審査基準

金融政策とM&A

これまでの歴史を振り返れば、1929年恐慌を金融政策の失敗の結果だと認識するミルトン・フリードマン&ヤコブソン・シュワルツのような政策的対応に主要な原因を見出す認識(AMonetary History of the United States,1867-1960,Princeton University Press,1963)も、あるいはロンドンとニューヨークの二極化した国際金融市場に問題の所在を求めたウィリアムズ・アダムス・ブラウン・ジュニア氏の考え方(The International Gold Standard Reinterpreted,1914-34. New York,1940)も、さらには、国際経済関係を重視したキンドルバーガー氏のようなリーダーシップの欠如に危機の原因を見る「覇権安定論」的な認識(The World in Depression,1929-1939, Uiversity of California Prress,1973 )も、それぞれが一理あると思います。

なぜならば、フリードマン氏などが言うよおうにFRBの金融政策にも問題があったし、ロンドンの一極市場のほうがロンドンと入―ヨークという二極よりも安定した市場構造でありましたし、さらには、1930年代にリーダーシップを掌握する積極的意思がなかったという意味では、キンドルバーガー氏の言うような覇権安定論者の主張も一理あるからです。

しかも、ブラウン・ジュニア氏の見解とキンドルバーガー氏の認識は、一極が二極よりも安定するものだと考えている点(派遣が分散すれば不安定になるということ)で共通する面がある、と言うことができます。

M&Aビジネスの台頭

1970年代後半からのアメリカ企業の業績低迷に加え、レーガン政権時代の規制緩和、企業乗っ取り屋(レイダーズ)の台頭、機関投資家の株式保有シェアの拡大年金などの大手株式の経営事項への関与などにより、1980年代にはM&Aビジネスが拡大しました。

投資銀行は自らLBOファンドに投資したり、ブリッジローンを行い、またM&A案件のみでなく、その後の資産売却や非公開時の主幹事の獲得、自社株買いなど多様な関連業務に関与することで収益を拡大しています。CAPモデルでは、“M&A”という「商品」を拡大させ、その案件だけでなく引受、資金調達などの関連する業務・商品を拡張。

さらに、“M&A”は現在の企業価値が高いのか安いのか(現在の企業価値と妥当な企業価値との間に差があるのか)、将来の事業展開・キャッシュフローはどのように予想されるか、という面が一段と強調され、レイダーズ、LBOファンドという新たな「顧客」が台頭したのです。


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